強力なパスワードを作成する方法

強力なパスワードを作成する

強力なパスワードは、許可されていないユーザーによるファイル、プログラム、その他のリソースへのアクセスを防ぐうえで有効です。このようなパスワードは推測や解読が困難である必要があります。良いパスワード:
長さは少なくとも 8 文字である
ユーザー名、実名、または会社名が含まれていない
完全な単語が含まれていない
前のパスワードと大幅に異なる
大文字の英字、小文字の英字、数字、記号が含まれている

重要なアカウントにはそれぞれ固有のパスワードを使用する
メールやオンライン バンキングなど、重要なアカウントには別々のパスワードを使用しましょう。複数のサイトで同じパスワードを使用していると、あるアカウントのパスワードが第三者に推測されてしまったとき、他にも個人用のメールや住所、場合によっては口座などにもアクセスされてしまう危険性があります。
文字、数字、記号を組み合わせたパスワードを使用する
数字、記号、大文字、小文字を併用すると、第三者による推測が難しいパスワードを作成できます。たとえば、数字、記号、大文字、小文字を使用した 8 文字の組み合わせは、小文字だけで 8 文字の組み合わせの 30,000 倍以上あるため、推測するのは困難です。
個人情報や一般的な単語はパスワードに使用しない
自分の個人情報とは関係のない文字、数字、記号を組み合わせた固有のパスワードを作成してください。たとえば、単語やフレーズをランダムに選択し、その先頭、途中、末尾に文字や数字を挿入すれば、推測がたいへん困難になります(例: 「sPo0kyh@ll0w3En」)。「password」、「letmein」などの単純な単語やフレーズ、「qwerty」、「qazwsx」などのキーボードのパターン、「abcd1234」などの連続するパターンは推測されやすいので使用しないでください。
パスワードの再設定オプションを常に最新で安全な状態にしておく
パスワードの再設定が必要になった場合にメールを受け取ることができるように、予備のメールアドレスを常に最新の状態にしてください。また、携帯番号も追加しておくと、パスワード再設定コードをテキスト メッセージで受け取ることができます。
パスワードを忘れた場合に備えて、セキュリティ保護用の質問に回答するオプションが用意されているウェブサイトもあります。質問を自由に作成できる場合は、自分だけが答えを知っている質問を考えてください。質問の回答も、あなたがブログやソーシャル ネットワークのプロフィールなどに投稿した情報を第三者が調べて推測できるような答えは注意が必要です。質問を既定のリストから選ぶような場合、たとえば出身地などを尋ねる質問には、上記のヒントを参考にして自分にしかわからない書き方で答えを作成してください。そうすれば第三者に答えを推測された場合でも、それを正確に入力する方法まで知られることはありません。
パスワードを安全に保管する
パスワードを記録したファイルやメモをパソコンや机に残したままにすると、誰でも簡単にこれを盗み見て、あなたのアカウントにアクセスできてしまうことになります。パスワードをパソコンのファイルに保存する場合は、「マイパスワード」のようなわかりやすいファイル名は避け、他の人に内容を悟られないような名前にしてください。複数のパスワードを覚えきれないときは、信頼できるパスワード管理ツールを使用するのも一案です。レビューや評判を参考に、用途にあったサービスをお選びください。

2 段階認証プロセスを有効にする

2 段階認証プロセスを有効にすると、アカウントのセキュリティがさらに強化されます。自分しか知り得ないこと(パスワード)と自分しか持ち得ないもの(スマートフォンに送信されるコード)を使ってログインします。

2 段階認証プロセスの設定
2 段階認証プロセス ページにアクセスします。Google アカウントにログインする必要があります。
右側の [2 段階認証プロセス] ボックスで [設定を開始] を選択します。
表示される説明どおりに操作します。
設定が完了すると、2 段階認証プロセスの設定ページに戻ります。設定を確認し、バックアップ用電話番号を追加します。次回ログインするときに、確認コードがテキスト メッセージで送信されます。2 段階認証プロセスのセキュリティ キーを使用することもできます。

注: 今後確実にアカウントにアクセスできるようにするには、再設定用のメールアドレスも追加してください。

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